BMXレースという競技の特徴的な起伏のある路面を木製で、さらに収納持ち運び可能な仕組みで製作した記録です。
▼作業の流れと記録
- 計画と設計
なにごともまずは計画と設計!設計をすれば仕入れや規模感がいろいろ判るもんです。 - モックの作成
木より柔らかいもので感じを掴み、その後リアルサイズ設計図として活躍しました。 - 材料の購入
材料を買わないと木工は始まらない!大きかったり数のある材料は購入時に切ってしまうのも素人作戦としてはアリだと思いました。 - 作業場所の確保
作業場所が無いと作業出来ない。充電式工具なら電源が確保出来なくても作業できました。 - 側面パネルの曲面切断
ジグソーを使って側面用のコンパネを切る - 横棒の組み立て
ネジ、打ち込みまくり。長いネジを使う、必ず下穴を開ける。 - 走行面の貼り付け
面の材料は2枚張りに。長さは現物合わせしました。 - 持ち運び用の取って穴を開ける
なんだかんだ重いのでこれがあると無いとでぜんぜん違います。 - 塗装
色塗りは難しい。余裕のある作業が肝心です。
工程としては以上です。単純作業の合間に採寸や下書きなど細かな段取りがあって、地味な作業が仕上がりや作業効率に直結するんだなと、身をもって体験することができました。
▼作業についての感想
一つのエントリーにもしているけど、とにかく作業場所と時間を確保することが一番の難点でして、今回のナイトアウトドア木工という手法は一つの解決策だったのかなと。
ここに記録されていないけど、一度試作機を作っているので、段取りや作業の感覚は掴んでいたので、作業の途中で困ることも少なく、効率的に進めることができました。今回の工作の内容的にはどうしても同じような作業のくりかえしになるので、ぶっちゃけ途中で何度も飽きそうになったけど、材料も大量にあるし、放り出す事もできず、なんとかやり遂げました。
▼制作物の出来について
制作物の実用性については100点中70点くらいでしょうか。
- 頂点側のRはもう少し小さくてもよかった
- 横幅600ミリはもっと広いほうが安心
- 運ぶためには今の重さで限界。もっと軽くしたい
というのが今回作り終わったモノに実際に乗ったり運んだりしての感想です。
これ以上大きいと車で運ぶのが大変だし、重すぎる。ギリギリのラインで奇跡的に収まったなと思いました。
▼次回作への抱負
特に、大きさに関する横幅増の安心感と可搬性は反してしまうので、これを解決できる方法を考えながら、第二弾を作りたいと画策中です。
あと野外作業というスタイルだと、冬場までこのまま続けるのは厳しいのでどうにかしたい。
良いものを作って、このスポーツの楽しさを広めるお手伝いが出来ないかと、結構真剣に考えています。
▼今後について
今後もこの工作を続けていきたいですが、いろいろ考えないといけないです。出来るだけメリットのある運用を考える事と、欲を言えば収益化、せめて材料費と少しの手間賃を捻出出来ないと継続して制作していくことが難しいので検討中。
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